裁判の進捗状況

第一回行政訴訟裁判(口頭弁論)

第一回行政訴訟裁判(口頭弁論)が11月28日(火)14時30分から千葉地裁601号法廷で行われました。

国側は発着時間は国、県、NAAと四者協議会の合意のもとに決めた事なので「国土交通大臣が指定した時間では無い」などと主張し却下を求めていた。

この日、我々原告の代表の成田市、芝山町、横芝光町、茨城県稲敷市の4名が映像を使い意見陳述を行なった。その中で団長の加藤は「成田空港建設は国策で行われてきました、今回の機能強化策も国策で行われている事に間違いありません」また「すべての事は成田空港の都合であって、騒音下住民の都合で決まった事は一つも無い! 深夜0時に轟音とともに飛行機を飛ばす事は人道的では無い! これ以上の航空機騒音公害は限度の限界です」と主張した。

その後「原告主張の要害」を海渡弁護団長が述べた後「全ての責任を成田空港会社に押し付けている事は、まさしく無責任の謗りを免れない」と述べた。

岡山裁判長は却下を求める国側に対し「実態に伴う答弁を出せないなら中間判決を検討せざるを得ない」とした。


次回は令和6年3月19日(火)千葉地裁


記者会見ダイジェスト(音声のみ)


口頭弁論 (行政)

令和5年(行ウ) 第22号 航空機の夜間飛行差止等請求事件

原告 : 加藤 茂 ほか14名

被告 : 国 (処分行政庁、国土交通大臣)

千葉地方裁判所 11月28日(火) 14時30分〜16時


提訴

2023年3月31日に弁護団により訴状を千葉地方裁判所に提出いたしました。

訴状は95ページになります。その一部を掲載いたします。